糸井、金本監督へざんげ「申し訳ない」最短復帰の希望捨てない

[ 2017年7月21日 08:28 ]

17日の広島戦で空振りした際に右脇腹を痛めた糸井
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 右脇腹の筋挫傷のため、18日に出場選手登録を抹消された阪神の糸井嘉男外野手(35)が、負傷後初めて思いを語った。後半戦開幕早々の離脱に、金本監督に「申し訳ない」とざんげした上で、最短となる10日間での1軍復帰に意欲。負傷の程度を考えると通常では難しいが、可能性を捨てず、超前向きに最短復帰を目指すつもりだ。

 17日の広島戦で右脇腹を負傷して以降、初めて報道陣に明かした糸井の思いは仰天のものだった。鳴尾浜球場に隣接する「虎風荘」の中で、リハビリや治療に専念したが、その合間に取材対応。シーズン終盤での復帰をチームも待ち望んでいる、と問われると、表情を変えて否定した。

 「えっ?終盤!?10日後です。ルールあるからね」

 冗談の意味合いを含めた場合、ニヤリと笑うことがあるが、この時の糸井の表情に変化なし。本気で、最短復帰を目指していることをうかがわせた。負傷の程度はあれ、脇腹の筋挫傷となれば、復帰まで通常は3〜4週間はかかるが、可能性は捨てない糸井らしい超前向きな発想だった。

 球団の方針で、負傷した選手の全治などは発表されない。ただ、糸井は今回は軽傷だとアピールする。「オリックスの時もなったことがある。(今回も)いけると言ったんだけど…こうなりました」。このときばかりは少し笑ったが、最後まで登録抹消しない方法を考えたようだ。実際に、オリックスでは14年の春季キャンプ中に右脇腹を痛めて別メニュー調整したが、このときと症状の程度が似ているのかもしれない。日本ハム時代の12年には、今回とは逆の左腹斜筋を痛めたが、12日間で復帰した超人伝説も持っている。

 ただし、チームは慎重だ。この日、金本監督は、手振りで“最短での復帰は難しい”と表現し、「まあ、(1軍復帰は)早くても2週間くらいと思っているけどね。(無理をさせたら)また、すぐになっちゃうからね」と言及。復帰後の再離脱だけは避けたい、というのが本音。糸井もその意向は分かった上で、最短復帰を目指している。心中にあるのは指揮官へのざんげだ。

 「やっぱり監督に一番申し訳ないです。巻き返したいと思っていた時に、悔しいです」

 ここまで76試合で、打率・268、8本塁打、42打点、10盗塁は、もちろん本人も納得いくものではない。早期復帰へ、傷の治癒を早めるといわれる高濃度酸素を浴びるなど、余念がない。この日はストレッチやバイクをこぐなど、下半身中心のメニューをこなした。患部については「痛いに決まってるやろ(笑)」と言い放ったが、目標は簡単に下方修正しないのも糸井流だ。 (鶴崎 唯史)

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