ハム、サヨナラで移転後1000勝王手 6年目・松本が劇打

[ 2017年7月21日 05:30 ]

パ・リーグ   日本ハム4―3楽天 ( 2017年7月20日    札幌D )

延長11回1死一、三塁、サヨナラ打を放った松本は西川と抱き合う
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 日本ハムは20日、楽天を延長11回の末に4―3で下した。松本剛内野手(23)が自身初のサヨナラ打となる二塁内野安打で、今季3度目のサヨナラ勝ち。3点を追う8回にブランドン・レアード内野手(29)の左越え21号3ランで同点に追いつき、劣勢をはね返した。連敗を5で止め、北海道に本拠地移転した04年以降の球団1000勝へ王手をかけた。

 初球からいく、と決めていた。延長11回1死一、三塁。日本ハム・松本は戸村のシュートを叩きつけた。前進守備の二塁左へのゴロ。この日の3安打目が自身初のサヨナラ打となり「初球からいこうと思った。しょうもない当たりだったけど運が良かった」と笑顔がはじけた。

 8回には四球を選び、レアードの同点3ランを呼んだ。昨季までのプロ5年間で出場25試合だったが、今季は57試合目の出場だ。今や貴重なチャンスメーカーとして、連敗を5で止め「試合に出て負けると、より悔しさを感じる」と充実の表情を見せた。

 かつて帝京の「スーパー1年生」と呼ばれ、甲子園を沸かせた6年目の23歳。今季は交流戦で両リーグ2位の打率・396を記録するなど飛躍を遂げたが、慢心はない。公私ともに兄のように慕う西川との出会いが衝撃だったからだ。新人時代に2軍で西川の正確なマシン打撃を目の当たりにし、「ずっと同じ場所にライナーを打っていた。こんな人でもまだ2軍なんだと思った」。プロの厳しさを知った瞬間だった。

 04年の北海道移転後球団勝利数は999勝となった。栗山監督は松本の活躍に「自分の形を1軍で生かせるようになっている」と目を細めた。 (柳原 直之)

 ◆松本 剛(まつもと・ごう)1993年(平5)8月11日、埼玉県生まれの23歳。帝京では1年春からレギュラー。甲子園に1年夏、2年春、3年夏の3度出場。高校通算33本塁打。11年ドラフト2位で日本ハム入団。昨年まで通算25試合出場で打率.189。1メートル81、78キロ。右投げ右打ち。

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