マエケン日本人トップ8勝目 復調も次回先発“確約”なし

[ 2017年7月21日 05:30 ]

インターリーグ   ドジャース9―1ホワイトソックス ( 2017年7月19日    シカゴ )

ホワイトソックス戦の2回、アンダーソンをバント併殺に打ち取り、ガッツポーズするドジャース・前田
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 ドジャースの前田が19日(日本時間20日)、敵地でのホワイトソックス戦で5回1失点で日本人投手単独トップとなる8勝目を挙げた。

 「自分の仕事をすれば勝てると思っていた。いい流れに乗ることができた」

 好守で勝利を引き寄せた。2―1の2回無死一、二塁。バントを試みるアンダーソンへ内角高めの直球を投じた。狙い通りの投前への強い打球。軽快に処理して三塁に送球、併殺となりピンチの芽をつんだ。ホ軍の新人でデビュー戦だったキューバ人内野手モンカダは2回こそ四球も、4回は一ゴロに抑えた。

 チームは今季最多の11連勝で最近35試合で31勝。102勝60敗だった74年以来43年ぶりの貯金37に到達した。前田も最近12試合で6勝2敗1セーブ、防御率3・20と復調しているが、デーブ・ロバーツ監督は前田の次回先発に「検討する。まだ分からない」と慎重。チーム3位の8勝目もローテーションの確約なし。結果を出し続けるしかない。

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2017年7月21日のニュース