大谷、ファイナルS先発へ静かに闘志「初戦がすごく大事。勝つだけ」

[ 2016年10月11日 17:56 ]

練習で大谷(左)に声を掛ける日本ハム・栗山監督
Photo By 共同

 まだ経験のない日本シリーズの舞台を目指し、戦いに臨む。日本ハムの大谷は先発登板する第1戦を前に「初戦がすごく大事。あしたのことしか考えていない。勝つだけ」と静かに闘志を燃やした。

 ブルペンで約30球を投げ調整した。5日の紅白戦で1回を投げたが、公式戦の最終登板はリーグ優勝を決めた9月28日。試合勘が気掛かりだが「いい間隔でいけること自体が少ないと思う。時間は十分にあった。しっかり調整してきた」と口調には自信が漂う。

 指名打者解除で打席に立つかが注目される。栗山監督は明言を避け「まずは投げることをしっかりやってほしい」と話した。今季のソフトバンク戦で打率4割超とバットでも期待される大谷は「起用してもらったところでしっかりやる」と落ち着いていた。

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