上原好投も終戦… レッドソックス、インディアンスに3連敗喫する

[ 2016年10月11日 10:52 ]

ア・リーグ地区シリーズ第3戦 ( 2016年10月10日    ボストン )

<ア・リーグ地区シリーズ第3戦>8回から登板したレッドソックスの上原 (AP)
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 ア・リーグ地区シリーズ(5回戦制)の第3戦は10日(日本時間11日)にボストンで行われ、2勝と王手を懸けたインディアンスがレッドソックスを振り切り勝利。3連勝でブルージェイズとのリーグ優勝決定シリーズへ駒を進めた。レッドソックスの上原浩治投手(41)は8回から登板して1イニングを無失点。三者凡退に切って取る好投を見せた。田沢純一投手(30)は今シリーズの出場登録25人から外れた。

 インディアンスは4回に安打と四球、さらに犠打で1死二、三塁の好機を迎えると、ネークインの右前2点適時打で先制。6回には1死二塁の場面でクリスプの左中間への2ランが飛び出した。先発のトムリンは5回4安打2失点で降板。8回から登板した3番手・ショウが1失点を喫したが、守護神アレンが回またぎの4アウトセーブで1点差を逃げ切った。

 レッドソックスは先発のバックホルツが4回6安打2失点でマウンドを後に。2番手・ポメランツが6回に浴びた2ランが痛かった。打線は6回に今季限りでの引退を表明しているオルティスの犠飛で2―4の2点差。上原好投後の8回にはラミレスの適時打で1点差にまで迫ったが、あと一歩及ばなかった。

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