山崎康 最後ヒヤリ「三浦さんの顔が浮かんだ」

[ 2016年10月11日 06:03 ]

セ・リーグCSファーストS第3戦 ( 2016年10月10日    東京D )

<巨・D>DeNA・山崎康
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 ハマの救援陣が、巨人打線をシャットアウトした。6回1死からの継投策で砂田―三上―田中―山崎康の4人が快投。延長11回2死一、二塁で4番・阿部を右飛に仕留めて試合を締めた山崎康は「(スタンドに)入っちゃうんじゃないかと思った。(引退する)三浦さんの顔が浮かんだ。どうしようという気持ちだった」と苦笑いも、試合後はその三浦とがっちり抱き合った。

 2番手の砂田は「四球でもOKと思い、落ち着いて投げられた」と阿部、ギャレットを内角スライダーで見逃し三振に仕留めるなど打者6人を完璧に抑えた。8回1死から登板の三上は第2戦で二塁打を許した坂本と再戦。前日と同じ直球勝負を挑んで遊ゴロに仕留めた。3連投にも「気持ちが入っているので“疲れた”というのはない」。頼もしい救援陣がファイナルSでもフル回転する。(黒野 有仁)

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2016年10月11日のニュース