東邦 1イニング12点猛攻で圧勝、プロ注目藤嶋一発含む4安打6打点

[ 2016年8月8日 18:25 ]

<東邦・北陸>4回1死一、三塁、中越え3ランを放つ東邦・藤嶋

第98回全国高校野球選手権大会第2日・1回戦 東邦19―9北陸

(8月8日 甲子園)
 第98回全国高校野球選手権大会第2日は8日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、第4試合は2年ぶり17回目出場の東邦(愛知)が19―9で24年ぶり3回目出場の北陸(福井)に圧勝し、前回出場の14年に続き初戦突破、2回戦進出を決めた。

 試合は東邦が2回1死三塁から相手三塁手の悪送球、再び1死三塁から暴投、2死一、二塁として浜嶋の右前適時打で3点を先制した。3回にも東邦は1死三塁から松本の右前適時打でリードを広げた。

 北陸は4回無死一塁から中川の適時右三塁打、1死後に八木の右前適時打で2点を返したが、その裏投法は1死一、三塁から松山の右前適時打、藤嶋の右越え3ランと2点二塁打、高木の左前適時打など11安打を集中、12点を挙げて突き放し、さらに6回に1点を加えた。北陸は7回2死一、二塁から失策絡みで3点を返したが、その裏にも東邦が1死一塁から鈴木理の2ランが飛び出した。北陸は8回に2点、9回に2点を返したが及ばなかった。

 東邦は背番号9の左腕松山が先発マウンドに立ち、7回5失点(自責2)、2番手の千手が2イニングを4失点しながらも締めくくった。今秋ドラフト候補でエースの藤嶋は「4番・右翼」で出場、3ランを含む4安打6打点の活躍だった。

 北陸は先発左腕の水野が4回途中7失点で降板、救援陣も東邦の攻撃を止められず大量失点した。

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