イチロー3000安打 祝福の声続々!チチローも「目頭じーんと熱く」

[ 2016年8月8日 11:38 ]

メジャー3000安打の金字塔を達成したイチローは観客の声援にヘルメットをとって応える(AP)

ナ・リーグ マーリンズ10―7ロッキーズ

(8月7日 デンバー)
 米大リーグ、マーリンズのイチロー外野手(42)は7日(日本時間8日)、コロラド州デンバーで行われたロッキーズ戦に「6番・中堅」で8試合ぶりに先発出場、7回の第4打席で右越え三塁打を放ち、メジャー史上30人目の通算3000安打を達成した。

 快挙に父の鈴木宣之さんは「達成の瞬間、目頭がじーんと熱くなった」と心境。「ずっとやきもきしていた。よくやったと思う。でも上には上がいるのだから、これでよしとしないでもらいたい」と祝福した。さらに「本人も“50歳までやりたい”と言っているのだから、楽しみながら本当に50歳まで選手を続けてほしい」とエールを送った。

 オリックスの宮内オーナーも「オリックスから海を渡って16年、長いメジャーリーグの歴史の中で30人目という偉業の達成に、あらためて最大級の賛辞をお贈りします。この大記録を達成してもなお、これがまだ通過点であると信じています。今後のさらなる活躍を期待しています」とコメントを寄せた。

 一方、イチローが右越え三塁打を放った際に右翼守備に就いており、打球を追ったロッキーズのパーラは「簡単なボールではなかったけど、うまく打った。おめでとうと言いたい。(打球を見て)本塁打になったかと思った」と振り返った。

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