東邦・藤嶋が“サイクル超え”三塁打→本塁打→二塁打→二塁打の大暴れ

[ 2016年8月8日 18:29 ]

<東邦・北陸>4回1死一、三塁、中越え3ランを放つ東邦・藤嶋

第98回全国高校野球選手権大会第2日・1回戦 東邦19―9北陸

(8月8日 甲子園)
 第98回全国高校野球選手権大会第2日は8日、甲子園球場で1回戦4試合が行われ、東邦(愛知)の藤嶋健人投手(3年)が北陸(福井)戦で4安打6打点し“サイクル超え”の活躍を見せた。

 初回の第1打席こそ三振に倒れたが、3回の第2打席で右中間三塁打、4回の第3打席でバックスクリーン右へ3ラン、打者一巡で回ってきた第4打席で左翼線2点二塁打を放ち、6回の第5打席で中越え適時二塁打した。8回の第6打席で遊ゴロに倒れ、史上6人目のサイクル安打はならなかった。

 藤嶋は「バットは振れている。バッティングはタイミングが大事だと思うので、甲子園ではトップの位置を早めにつくるように準備をしたい」と試合前に話していた。

 東邦の主将でエース右腕、大会前まで高校通算48本塁打をマークしていた藤嶋は今秋ドラフト候補として注目されている。1年生エースとして2014年に夏の甲子園に出場し1勝を挙げ、1977年に準優勝した坂本佳一投手にあやかって「バンビ2世」と呼ばれた。

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