わずか2安打 高川学園 好投手の前に初戦で涙…「打球が前に飛ばなかった」

[ 2016年8月8日 16:39 ]

<履正社・高川学園>高川学園の先発・山野

第98回全国高校野球選手権大会第2日・1回戦 高川学園1―5履正社

(8月8日 甲子園)
 初出場の高川学園は履正社の好投手、寺島の前に2安打1得点に抑え込まれ、初戦で涙を飲んだ。

 藤村監督は「本当に良いピッチャーでした」と寺島の投球に脱帽すると、「打球が前に飛ばなかった」とコメントを続けた。その言葉通り、外野にまで打球が飛んだのは3度のみ。「甘いストレートを打ち返すことを心掛けていたが、うちの打線より(寺島の投球が)上でした」とうなだれた。

 先発の山野は8回を完投して10安打5失点。2回の4失点が悔やまれるが、「ボールが浮いたところを相手に逃がさずに捉えられてしまった」と藤村監督。「私がしっかり声をかけて、投げさせてやれればよかった」と唇を噛んだ。

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2016年8月8日のニュース