鶴岡東・佐藤監督　中盤に逆転許し「守りのリズム良くなかった」

＜九州国際大付・盛岡大付＞泣きながら甲子園の砂を集める鶴岡東・小林

第９８回全国高校野球選手権大会第２日・１回戦 鶴岡東３―５いなべ総合

（8月8日 甲子園）
　鶴岡東の佐藤監督は「何とか接戦で勝てればと思ったが、あと一歩届かなかった」と初戦敗退に悔しさをにじませた。

　鶴岡東は２回に岸と太居の適時打で２点を先制するも逆転負け。２―５で迎えた９回は３つの四死球で１死満塁としたが、押し出しの四球による１得点のみと一本が出なかった。先発の小林は７回１３安打５失点。逆転された５回にはセカンド後方のフライで本塁へのタッチアップを許す場面もあった。「小林は良いピッチングをしてくれたが、守りのリズムが中盤良くなかった」と佐藤監督。「バッティングでも相手投手を捉え切れなかった」と肩を落とした。