楽天・茂木 復帰後初お立ち台で絶叫「ただいま帰りました!」

[ 2016年8月8日 06:22 ]

<楽・西>7回1死一、三塁、茂木が中前に勝ち越し適時打を放つ

パ・リーグ 楽天6―4西武

(8月7日 コボスタ)
 戦列復帰後、初めてお立ち台に上がった楽天・茂木が珍しく絶叫した。「ただいま帰りました!」。1点を追う7回、嶋のスクイズで同点とし、なお1死一、三塁で同じ新人左腕・野田から中前に決勝適時打。「走者を還す気持ちで打席に入った」と破顔一笑した。

 新人ながら正遊撃手としてレギュラー定着も6月26日のソフトバンク戦(コボスタ宮城)で守備の際、右手甲を17針縫う大ケガ。抜糸までの1週間は体を動かせず、体力ががた落ちした。今月4日に1軍昇格を果たしたが、試合前の時点で12打数1安打。「出続けていいのかなと思ったけれど、打撃を評価してもらっている」と奮起。

 マルチ安打で復調気配が漂ってきた。打率・273。新人王の筆頭候補。パ・リーグでは98年小関(西武)以来18年ぶりとなる野手での受賞を自慢の打棒で勝ち取ってみせる。(徳原 麗奈)

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2016年8月8日のニュース