巨人　投壊１３失点　内海誤算５失点降板に由伸監督お手上げ

＜広・巨＞２回、内海（中央）はピンチを迎え苦しそうに汗を拭う

セ・リーグ 巨人３―１３広島

（7月12日 マツダ）
　いつも以上に負けられない試合に臨んだ巨人だったが、結果は大敗だった。投手陣が崩壊。

　昨年５月５日の広島戦（マツダ）以来となる１３失点を喫して２年連続の前半戦借金ターンが決まり、高橋監督は「これだけ点を取られるとなかなか勝負にならない」と渋い表情を浮かべた。

　誤算は先発の内海だ。初回に先制点をもらいながら、２回に新井にソロを許した。３回１死一、二塁でも新井に左前適時打され、この回途中、７安打５失点で降板。「しっかり投げないといけない試合で、こういう結果になってしまい申し訳ない」と下を向いた。

　この日昇格した３番手・今村も７失点と好調の広島打線にのみ込まれた。ゲーム差はついに１１。指揮官は「今日のことをどうこうよりも、あした勝たないといけない」と話した。　（川手　達矢）

　▼巨人・今村（３番手で登板し、１回２／３を５安打７失点）反省します。