【神奈川】横浜翠嵐・市瀬 7回1失点7K 目標は東大から神宮

[ 2016年7月13日 05:30 ]

<横浜翠嵐・横浜旭陵>7回1失点の好投を見せた横浜翠嵐・市瀬

第98回全国高校野球選手権神奈川大会1回戦 横浜翠嵐4―1横浜旭陵

(7月12日 保土ケ谷)
 神奈川の進学校、横浜翠嵐の秀才右腕・市瀬が横浜旭陵を7回1失点に抑え、2年ぶりの初戦突破に導いた。「ピンチでは三振を狙いにいった」と5回まで毎回の7三振を奪い「勝ちにつながる投球ができてよかった。チームをどれだけ乗せられるかがエースの仕事」と誇らしげに言った。

 東京六大学野球のマウンドに立つのが幼少期からの夢だ。中学時代に麻生ジャイアンツボーイズに所属。当時会長だった元巨人・桑田真澄氏から「ゴールにたどり着くためのプロセスはいくらでもある」と言われ、東大に進学して神宮を目指すことを決めた。「時間を無駄にしないようにしている」と毎朝5時半に起床し、1時間半の勉強が日課。帰宅後は筋力トレーニングで汗を流し、パワーアップを図る。東大から33年ぶりに侍ジャパン大学日本代表に選ばれた左腕・宮台を引き合いに出し「超えるべき存在」と高い志を口にした。

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2016年7月13日のニュース