黒田7回途中6失点200勝またお預け…前夜19安打の打線が沈黙

[ 2016年7月13日 20:13 ]

<広・巨>6回2死一塁、村田に2ランを浴びガックリの黒田 

セ・リーグ 広島0―6巨人

(7月13日 マツダ)
 広島の黒田博樹投手(41)が13日、本拠地で行われた巨人戦に先発。6回2/3、110球を投げ10安打6失点で5敗目を喫し、日米通算200勝は2試合続けてお預けとなった。

 初回、先頭打者にいきなり中前打を浴び得点圏に走者を背負ったもののの無失点。2回、先頭の阿部に右越えの先制ソロを浴びると、広島打線は前夜19安打で13得点を奪った猛打がうそだったように沈黙した。

 先制された直後の2回裏、無死一、三塁としながら鈴木の三振ゲッツーで好機をつぶし、4回、5回にも二塁まで走者を進めながら返すことはできなかった。

 援護がない中で我慢の投球を続けてきた黒田は6回2死三塁、阿部に右前適時打を浴び2失点目。さらに続く村田に左越え2ランを許した。7回も続投したが、1死三塁から橋本に左越え適時二塁打、坂本にも中前適時打を打たれ、さらにリードを広げられた。

 大台に大手をかけた前回登板の6日は、自身19年ぶりとなった北陸・金沢の中日戦に登板。5回までは4安打1失点と粘投も、6回に味方が追い付いた直後に3番・平田に.勝ち越し二塁打を浴びる。続くビシエドにも適時打を打たれ失点。試合は1―4で敗れ、6回3失点で4敗目を喫した。打線も今季最多の5併殺を奪われ、黒田を後押しすることはできなかった。

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