中日 自力V消滅 サヨナラ被弾より痛かった5回大野の失投

[ 2016年7月13日 05:30 ]

<D・中>5回2死三塁、DeNA・筒香(奥)に右越え2ランを浴びた中日先発・大野

セ・リーグ 中日5―6DeNA

(7月12日 横浜)
 中日は今季5度目のサヨナラ負けで自力優勝の可能性が消滅した。

 同点の9回2死、山井がロペスに被弾した結末でも谷繁監督は大野が今季初対戦だった筒香に浴びた痛打を渋い表情で振り返った。「考えてもらわないと。(5回は)もう1つアウトを取っていればの初球(の被弾)が痛かった」。4―1の優位に立っていた中盤5回、2死三塁から初球フォークを右翼席最上段の看板まで打ち返された。

 大野は筒香に対して通算25打数15安打で打率6割を許す惨状。「あんなところに投げるのはあり得ない。冷静に投げられなかった」。何とかリードを保った6回3失点でも期待されたエースの働きには遠かった。救援陣も3人全員が失点し、今季最悪に並ぶ4被弾。1日の2連勝を最後に一進一退の日々が続く。

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2016年7月13日のニュース