大谷 5戦連発へ万全バンデン対策 狭い地方球場追い風

[ 2016年5月17日 07:41 ]

新千歳空港で笑顔を見せる大谷

 日本ハム・大谷が球団では81年ソレイタ以来となる5戦連続本塁打に挑む。相手先発のバンデンハーク対策を問われ「まずは速い真っすぐ。(打席で)立ち遅れないようにしたい」とイメージを膨らませた。

 北九州市民球場は、両翼92メートル、中堅119メートルと地方球場の中でも狭い。今季7本塁打中、左方向が5本のパワーを誇る大谷の記録継続に追い風だ。

 15日の西武戦(札幌ドーム)では、自己最速タイの162キロを計測するも7回途中5失点で4敗目を喫した。「投手・大谷」はわずか1勝と苦しんでいるが、栗山監督は「今は(打者を)やりながら(投手を)考えなければいけない」と求めた。右股関節を痛めていた中田が一塁守備に復帰の見込みで、大谷はDHで出場予定。「良いスイングを打席の中で増やしていけたら。打席では今、それが十分できている」。「打者・大谷」には自信がみなぎっている。 (柳原 直之)

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2016年5月17日のニュース