清原被告 周囲に語った思い「人生で最も恥ずかしい思いをした」

[ 2016年5月17日 08:08 ]

清原和博被告

 覚せい剤取締法違反の罪に問われた元プロ野球選手の清原和博被告(48)の初公判が17日午後1時半から、東京地裁(吉戒純一裁判官)で開かれる。2月2日に逮捕されて以降、公の場に姿を見せるのは105日ぶり。初公判で弁護側は起訴内容を認め、即日結審する見通し。

 3月17日の保釈後、そのまま千葉県松戸市内の病院に糖尿病の治療のため入院した清原被告は現在、都内の病院に入院している。一時退院していたが、「糖尿病の状態が非常に悪いため、病院で治療を受けなければならなくなった」という。17日の初公判も、この病院から直行。閉廷後、再び戻ることになるとみられる。

 周囲によると、清原被告は保釈直後は糖尿病の悪化を原因とする脳血栓の影響か、ろれつが回らず、うまく話すことができないこともあった。その後、状態は良くなっていたが、「現在、糖尿病が悪化したことであまり良い状態ではない」という。病院では外部とほとんど連絡を取らず、ごく親しい数人の友人とだけ会い、留置場でも手に取っていた弘法大師やお遍路に関する書籍を読んだり、野球関連のビデオを見るなどして過ごしていたという。

 知人に対しては「(逮捕や取り調べで)人生で最も恥ずかしい思いをした。二度とこんなことにならないよう必ず更生する」と誓っている。

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