まるでボクシング…乱闘その裏また死球で大荒れ計8人退場

[ 2016年5月17日 05:30 ]

<レンジャーズ・ブルージェイズ>バティスタ(左)に右ストレートを見舞うオドル(AP)

ア・リーグ レンジャーズ7―6ブルージェイズ

(5月15日 アーリントン)
 レンジャーズの本拠グローブライフ・パークが格闘技場と化した。ゴングを鳴らしたのはブルージェイズのバティスタだ。8回、飲酒運転によるひき逃げ事故で、昨年10月まで刑務所に入っていたブッシュから死球を受け、三ゴロの際にレ軍の二塁手オドル目掛けスライディング。激高したオドルがバティスタの顔面に右ストレートを見舞い、乱闘騒ぎになって4人が退場処分になった。

 その裏にはブ軍の報復死球でまた2人退場。3回には暴言を吐いたブ軍のジョン・ギボンズ監督らも退場しており、計8人が退場処分となる大荒れの試合となった。伏線は両軍が対戦した昨季のア・リーグ地区シリーズ。バティスタが本塁打を放った際にバットを高く放り投げた行為を、レ軍側が侮辱されたと受け取っていた。勝利したレ軍のジェフ・バニスター監督は「両軍が勝利のために激しくプレーし、感情的になった」と話した。

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