DeNA モスコーソ、来日初完投で“パパ1勝”「非常に満足」 

[ 2016年5月17日 22:07 ]

<巨・D7>声援に応えるDeNA・モスコー

セ・リーグ DeNA7―1巨人

(5月17日 山形)
 DeNAのギジェルモ・モスコーソ投手(32)が17日の巨人戦に先発、101球を投げ1失点で来日初の完投勝利を挙げた。

 この日のモスコーソは2回に村田にソロを許すも、以降は巨人打線をわずか3安打に抑え、6奪三振、与えた四球は2という安定感抜群のピッチングで勝利を導いた。

 打線も14安打7得点、ロペスは2打席連続の2ランを放つ大きな援護でモスコーソの好投に応えた。

 勝利後のお立ち台でモスコーソは開口一番、「応援しに来ていただいたファンの皆さんに感謝の気持ちを伝えたい。みなさんの応援があったから完投することが出来ました。非常に満足している」と感謝。また、自らの投球を「ジャイアンツはいいバッターがそろっている。集中して最後まで投げ切ろうと力を込めた」と振り返り、完投勝利を意識していたことを明かした。

 先月には念願だった第1子となる女児が誕生し、ミドルネームは日本にちなんで「サクラ」と名付けたモスコーソ。愛娘の誕生後初の勝利が完投勝利であることに触れられると「やっと勝利をささげることができて嬉しい」と、パパの顔で喜びをかみしめた。

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2016年5月17日のニュース