“虎キラー”ビシエド 甲子園本塁打で“セ界の本拠地制覇”だ

[ 2016年5月17日 08:25 ]

中日のビシエド

 17日の阪神戦が甲子園初見参となる中日のビシエドが“セ界の本拠地制覇”に意欲を示した。

 すでにリーグの全球団から本塁打を放った。ただ、3試合連続本塁打を放った開幕カードの阪神戦は京セラドームでの開催。甲子園で打てば同リーグのライバル全本拠地を制覇できる。

 2位につけるチームを引っ張るのは打率・314、リーグ単独トップの13本塁打、33打点と高い数字を残す主砲だ。報道陣からセ界制覇の質問に「興味ありますね」と不敵に笑った。さすがに高校野球の聖地とは知らなかったものの「初めていくところで早く行ってみたい」と関心を示した。

 “虎キラー”だ。ここまで阪神戦9試合で打率・417、11打点、5本塁打。3日からのナゴヤドーム3連戦こそ10打数1安打に抑え込まれたものの、打率4割以上をキープ。熱狂的なファンが球場を埋め尽くす完全アウェーにも「なおさら勝ちたいね」と闘志を燃やした。14日に初来日したアナイ・モリーナ夫人(26)は約1カ月滞在予定で、この関西遠征にも帯同。愛妻の笑顔に力を得て、チームに勝利を呼ぶアーチを放つ。 (細川 真里)

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2016年5月17日のニュース