ソフトボール出身大嶋 5年目で初の開幕1軍 “左の代打”勝ち取った

[ 2016年3月24日 06:36 ]

日本ハムの大嶋

 ソフトボール出身の日本ハム・大嶋が、プロ5年目で初めて開幕1軍入りを果たした。

 これまで1軍出場は14年の1試合だけ。この日のイースタン・リーグ、巨人戦(ジャイアンツ)でも2安打1打点をマークするなど、ここまで同リーグで29打数12安打、打率・414、1本塁打、7打点と好調な打撃を買われての抜てきとなった。

 米アリゾナでの1軍キャンプスタートだった大嶋は「ガムシャラにやるだけです。与えられたところでしっかりやりたいと思います」と気合十分。代打の切り札・矢野が調整不足で2軍スタートとあって、右の代打にドラフト6位ルーキーの横尾、左の代打に大嶋が起用される見込みだ。大嶋は一塁、近藤が外野を守ることになるが、これでチームの捕手登録は異例の5選手となった。

 全体練習が行われたQVCマリンで栗山監督は「今の野球は全部引っ張りにいくと確率が悪くなるけど、大嶋は米国でセンター、レフト方向に打てていた」と評価。豪快なスイングが魅力の「球界の異端児」が、満を持して勝負の5年目に挑む。(柳原 直之)

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2016年3月24日のニュース