【侍小久保監督インタビュー】先発は大谷、マエケン、菅野、武田

[ 2015年11月2日 11:25 ]

「プレミア12」に向け気合を見せる小久保監督

 ――先発ローテーションの5人は。

 「大谷、前田健、菅野、そして武田が入ってくるでしょう。あと1枚は、則本を先発で使うのか、救援で使うのかは流動的になる。(勝敗などの)状況によっても変わってくる」

 ――則本は13年の日本シリーズでも先発、抑えとフル回転した。

 「則本がポイントになると思っている。予選の4、5試合目の先発ははっきりと決めていない」

 ――開幕投手には通達はしているか。

 「誰とはまだ言えませんが伝えています」

 ――指揮を執った試合は11試合。コーチ経験もない中で采配の引き出しをどう増やしてきたか。

 「作戦に関しては、12球団の監督を相手に話ができる。素朴に試合を見て思ったことを聞いてきました。ただ、(局面の)決断力は養えない。決断力は場数。決断力がなくて当たり前との開き直りもある」

 ――代表監督として、考えてきたことは。

 「一番の仕事は、選手に日本代表として、3月から11月まで、日本球界のためにプレーすることがトップチームの役目であり、使命感であるという考えを持たせること。サッカー日本代表の選手は代表戦が面倒だと思う選手はいないと思う。“11月まで動けるだけの体づくりをしています”と当たり前に言える選手が多く出てこないと」

 ――今回の選考にあたり、どのくらいの選手をチェックしてきたか。

 「1軍の全試合の映像を見られるタブレットをNPBからいただいて、1軍の選手はチェックした。選考にはだいぶ時間を割いた」 

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