ロッテ 地下足袋履いて速球派攻略だ!「踏ん張る力を」

[ 2015年11月2日 05:30 ]

踏ん張りの効かない地下足袋でロングティーを行うロッテナイン。インパクトの瞬間、足の指が地面をつかむ様子がよくわかる

 ロッテは千葉・鴨川で秋季キャンプをスタートし、地下足袋をはいた打撃練習を行った。ロングティーで実施し、約1.3キロのマスコットバットで約45分間振り続け、伊東監督は「パ・リーグは150キロを超す直球を投げる投手が多い。速球に打ち負けないために、地面をつかむようなイメージで踏ん張る力をつけさせたい」と説明した。

 パ・リーグを制するためには、日本ハム・大谷やソフトバンク・バンデンハークといった剛腕投手の攻略が不可欠。素足に近い感覚でバットを振り込むことで速球に負けない強い下半身をつくり上げることが目的だ。中学時代に地下足袋で練習をし、下半身を強化した主将の鈴木は「しっかり踏ん張らないと滑ってしまう。ソフトバンクの投手陣や大谷君を意識するという意味ではいい練習だと思う」と歓迎した。 (重光 晋太郎)

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