首位ヤクルト　投打かみ合い３連勝！館山７回零封６勝目、畠山３打点

＜ヤ・広＞ヤクルト先発の館山。５回まで完全投球

セ・リーグ ヤクルト６―０広島

（9月23日 神宮）
　ヤクルトが隙のない試合運びで４位・広島に完勝。３連勝と首位の勢いを見せつけた。

　少ない好機を確実にものにした。打線は１回、２死走者なしから山田が右前打で出塁。すかさず今季３２個目の盗塁を成功させ２死二塁とすると、畠山が左翼への二塁打を放ち先制した。３回も２死無走者か山田の左前打から盗塁で行為を作ると、畠山は今度は左翼席へ２６号２ランを叩き込んで試合を優位に進めた。

　先発の館山は５回まで完全投球。６回に２安打を許したが２つの盗塁を封じて３人でこの回を切り抜け、７回２安打無失点で６勝目を挙げた。また、２位の巨人が阪神にサヨナラ勝ちしたため、優勝へのマジックナンバー点灯はお預けとなった。

　広島は先発・黒田が５回３失点と粘投したが、打線が３安打と援護できず８敗目（９勝）。チームはＣＳ争いを狙う中で痛い連敗となった。