名捕手ヨギ・ベラ氏が死去 ヤンキース黄金時代を支える

[ 2015年9月23日 18:07 ]

亡くなったヨギ・ベラ氏 (AP)

 米大リーグ、ヤンキースで1940年代から60年代にかけて活躍したかつての名捕手ヨギ・ベラ氏が22日にニュージャージー州の自宅で死去した。90歳だった。同氏の博物館で館長を務める人物の話では自然死とのこと。

 ヤンキースで過ごした18年間で14回もチームをワールドシリーズに導いたベラ氏は3度のリーグMVP、オールスター選出15回と輝かしい成績を残し、65年を最後に現役を引退。その後はヤンキース、メッツで監督を務め、72年には米国野球殿堂入りを果たした。

 また、「終わるまで終わりではない」といった独特のユーモアある言い回しはヨギイズムと呼ばれ、野球を知らない人々にもその知名度は高かった。

 ヤンキースではジョー・ディマジオやミッキー・マントルなどそうそうたる顔ぶれとともにプレーしたベラ氏。同球団もこの訃報を受け、公式ツイッター上で「ヤンキースのレジェンド、そしてアメリカのヒーローであったヨギ・ベラ氏の突然の訃報に球団一同、深く驚きと悲しみに暮れている」とファンにメッセージを送った。

続きを表示

この記事のフォト

2015年9月23日のニュース