デホ満弾でハムにトドメ ソフトバンク80勝到達!マジック8に

[ 2015年9月10日 05:30 ]

<日・ソ>2回、生還したカニザレスを迎える工藤監督らソフトバンクベンチ

パ・リーグ ソフトバンク13-2日本ハム

(9月9日 札幌D)
 完全に息の根を止めた。9点リードの6回無死満塁。ソフトバンクは李大浩(イ・デホ)が11試合ぶりの一発となる29号グランドスラムを、豪快に左中間スタンドに叩き込んだ。背番号10は、ゆっくりとダイヤモンドを1周した。

 「今までたくさん、やられてきた。これ以上やられるわけにはいきません。力を抜いて軽く振るつもりで打席に入ったのが良かった」

 リーグ優勝に向けてラストスパートへ入る中、李大浩は9月はこのカードを迎えるまで25打数4安打、打率・160と低迷。誘い球に手を出しては凡打を繰り返し、6日には約4カ月ぶりに打率3割を切っていた。この日の試合前のフリー打撃では心の中で呪文のように「力を抜いてシンプルに」と唱え、好調時のスイングを思い出した。

 その結果が、8月16日の西武戦(ヤフオクドーム)以来の3安打。再び打率を3割に乗せるとともに、松田、柳田に続く30号に王手をかけた。30発トリオの誕生となれば、ダイエー時代の04年に松中、城島、ズレータが記録して以来、球団11年ぶりとなる。

 李大浩だけではない。2回には、前日まで打率2割1分で規定打席到達者ではリーグ最低だった今宮が先制の2点適時打を放ち、この回一挙5点。4回は2死満塁から柳田の押し出し四球と暴投で2点を追加し、さらに2死二、三塁では内川が右前2点適時打で7試合連続打点をマークした。今季初の先発全員安打で、今季最多の13得点と打ちまくった。

 本拠地で3連勝を狙っていた2位・日本ハムに連勝し、ゲーム差は今季最大の12・5。打線は2試合で21得点を奪い、CSに向けても強烈なインパクトを与えた。工藤監督は「CSへ向けても非常にいい勝ち方だった」と満足げに振り返った。

 これで4連勝となり、ついに80勝に到達。優勝マジックは1桁の8となった。苦しんでいた5番打者も上昇気流に乗り、いよいよ歓喜へのカウントダウンが始まった。(福浦 健太郎)

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