10日にも自力V消滅 あと1本出ず…原監督「結果こういう形に」

[ 2015年9月10日 07:15 ]

<神・巨>サヨナラ負けにもさばさばとした表情で引き揚げる原監督

セ・リーグ 巨人3-4阪神

(9月9日 甲子園)
 重い、重い1敗だ。延長11回の死闘に敗れた巨人・原監督は、努めて冷静に言葉をつないだ。「1点を取れる場面で取ることができず、結果こういう形になった」。正念場で迎えた伝統の一戦の初戦を落とし、ゲーム差は3に広がった。10日に負けか引き分けで自力優勝の可能性が消滅する。

 この日も、あと一本が出なかった。同点の9回。呉昇桓から代打・堂上が遊撃内野安打で出塁し、代走・鈴木がけん制悪送球を誘って無死三塁と、犠飛でも勝ち越しのチャンスをつかんだ。しかし、立岡、代打・高橋由、坂本が凡退。147キロの直球を打って中飛に倒れた坂本は「直球は意識していた。切り替えて、(あすは)みんなで獲りにいきたい」と話した。

 今季7度目の対戦となった藤浪には、過去4勝1敗と好相性だったが、失策で得た1点を除けば、阿部の2ランのみに抑えられた。対藤浪の通算成績が10打数3安打、1本塁打と好相性だった6番・亀井は、右腕に3打数無安打。試合全体でも3度の得点圏を含む5打数無安打に終わり「しっかり打っていれば。(凡打の)内容がひどい。藤浪はいつもと変わらないと思う」と悔やんだ。

 最後の誤算はマシソンだ。延長11回の1イニングのみを任せるべく、12回先頭で打順が回る2番に入れたが、マートンにサヨナラ打を許し、アンダーソン、大田の代打陣を使えずじまい。8敗目を喫したセットアッパーは、調子を聞かれると「グッド」と吐き捨てるように話し、報道陣の質問を遮ってバスへと向かった。

 「あした切り替えていきます」と会見を締めた原監督。リーグ4連覇がかすむ崖っ縁に追い込まれた。(大林 幹雄)

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