大阪偕星学園 リベンジ金星!2失点完投の光田“全国区”誓う

[ 2015年7月29日 05:30 ]

<大阪桐蔭・大阪偕星学園>大阪桐蔭打線を9回2失点に抑えた光田は最後の打者を打ち取りガッツポーズ

第97回全国高校野球選手権大阪大会準々決勝 大阪偕星学園3―2大阪桐蔭

(7月28日 舞洲)
 大阪偕星学園が悲願の甲子園初出場へ大前進した。13年4月に此花学院から校名変更。10年から指揮を執る山本監督は「春に負けてからビデオは100回は見てきた。毎日研究も重ねてきました。1日も悔しさを忘れなかった」と頬(ほほ)を紅潮させた。

 初回に2点を奪い、2回はプロ注目の姫野が左翼席へ一発。「狙っていました。絶対打つ気持ちだった。監督や周りのおかげでここまでこれた。監督さんを甲子園に連れて行きたい」。1年秋に天理から編入。恩返しの一撃を大一番で放った。

 2失点で完投した光田は「大阪桐蔭に名前負けしている部分があったけど、自分たちの学校の名前を全国に知ってもらいたい」と部員の総意を代弁。春に大阪桐蔭に敗れた後、掲げた言葉は臥薪嘗胆(がしんしょうたん)。山本監督は「京大や東大を目指す受験生と同じくらい練習してきた。僕らからしたら、東大が甲子園なんです」と胸を張った。

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2015年7月29日のニュース