これが野球の未来!米独立リーグでコンピューターが投球判定

[ 2015年7月29日 14:51 ]

元メジャー選手のエリック・バーンズ氏は画面を見ながら投球の判定を行う (AP)

 28日に米独立リーグのサンラファエル・パシフィックスがホームでの試合で、プロ球界では初めて球審ではなく、コンピューターがストライクかボールかの判定を行った。

 判定で使われたのは「PITCHf/x」という球速やボールの軌道を追跡するスピード計測器システムで、これはメジャーリーグ全30球団すべての本拠地に設置されているもの。捕手の後ろに“球審”は存在していたが、投球以外のフェアかファウルかなどの判定のみをコールした。

 試合中、システムを管理していたのは外野手としてアスレチックスなどで活躍し、現在は解説者を務めるエリック・バーンズ氏。「そのうちに試合はこのようなかたちで行われるようになるよ」と同氏は野球の未来を予想。パシフィックスのオーナーも「このシステムは正しく正確な判定に寄与する」と納得の表情だった。なお、翌日の29日にも同様の形式で試合が行われる。

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