元広島の三菱重工広島・町田監督　雪辱誓った準決勝敗退

＜三菱重工広島・大阪ガス＞５回、交代を告げる三菱重工広島・町田監督

第８６回都市対抗野球第１１日・準決勝 三菱重工広島２―５大阪ガス

（7月28日 東京Ｄ）
　元広島の三菱重工広島・町田公二郎監督の戦いは終わった。試合終了で整列。３位チームに送られる黄獅子旗を見ながら、少しほほ笑んだ。

　「やるからには頂点を目指す」と乗り込んだ東京ドーム。準々決勝では９回に逆転するなど、最後まで諦めない町田イズムが浸透し、４強まで駒を進めた。しかし、この日は９回に２点を返す意地は見せたが完敗だった。「決勝まで残れる戦力がなかった。気持ち、技術ともさらなるレベルアップをしないと。悔しい思いを感じてやってほしい」。淡々と話す中に、次への闘志が垣間見えた。

　▼三菱重工広島・国本（９回に２号ソロ）最後は意地だけで振りました。もっとレベルアップします。