岩隈　６失点で今季２敗目…自身メジャー初の２桁被安打

ダイヤモンドバックス戦の６回、失点を喫してうつむくマリナーズの岩隈（ＡＰ）

インターリーグ マリナーズ４―８ダイヤモンドバックス

（7月28日 シアトル）
　マリナーズの岩隈は２８日（日本時間２９日）、シアトルでのダイヤモンドバックス戦に先発したが、５回２／３で１本塁打を含む１０安打６失点、１四球５三振で今季２敗目（２勝）を喫した。チームは４―８で敗れて２連敗。

　２３日のタイガース戦ではメジャー最多の１１２球を投げて７回６安打２失点。白星こそ付かなかったが、７三振を奪う好投を披露した。しかし中４日で臨んだこの日は初回、２死二塁から４番ペラルタに左前打を打たれて先制点を許すと、３回には連打を浴びて失点。１―２の５回にはインシャーテにソロ本塁打を浴びて、さらに失点を重ねた。

　６回にはペラルタにこの日３安打目を打たれるなど３安打で１死満塁のピンチを招くと、オーウィングスに２点適時打を打たれて５点目。ヘルナンデスは空振り三振に仕留めたが、続くアメッドに適時二塁打を許したところで降板となった。１０安打を打たれたのはメジャー自身初、６失点は今季ワーストとなった。

　▼岩隈の話　球が高めに浮いたところをしっかり捉えられた。スプリットを見られたし、低めを捨ててきた。（トレード候補として）名前が挙がるのはありがたいことだけど、考えている余裕はない。しっかり調整して、勝てるピッチングをしていきたい。