投壊レンジャーズ また野手が登板…同一シーズン2度は球団初

[ 2015年7月29日 14:20 ]

ヤンキース戦の9回から登板したレンジャーズのロサレス(AP)

ア・リーグ レンジャーズ5―21ヤンキース

(7月28日 アーリントン)
 レンジャーズは初回、3安打に5四球を絡めて打者11人で5点を挙げたが、直後の2回に11点を奪われて逆転を許すと、その後も失点を重ねて21失点の大敗を喫した。

 14点差を付けられた9回からは、野手のロサレスが登板。6月26日のブルージェイズ戦に続き、今季2度目の登板となった。92マイル(約148キロ)の速球と、ナックルを駆使し空振り三振も奪ったが、ガードナーには右越え2ランを浴びた。

 レ軍の野手で2試合の登板は88、89年に投げたジェフ・クンケル以来で、同一シーズンに2度登板は球団史上初めて。先発ペレスは8失点、2番手ロドリゲスは7失点を喫し、2投手が7失点以上というのは、1900年以降の近代野球では00年9月28日のブルージェイズ(ロイ・ハラデー=7失点、ランス・ペインター=8失点)に続き史上2度目の珍事となった。

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2015年7月29日のニュース