広島・福井 投打に活躍6勝目 5位も首位に1・5差

[ 2015年7月3日 05:30 ]

<巨・広>6勝目を挙げた福井

セ・リーグ 広島3-2巨人

(7月2日 東京D)
 広島もV線戦に参戦だ。敵地・東京ドームで巨人に連勝して、最大8あった借金はついに3。順位は5位のままだが、勝率5割で首位のヤクルトを1・5ゲーム差にとらえた。

 勝利の立役者は先発の福井だ。2―2の5回1死一、三塁での打席で遊ゴロの間に勝ち越し点。ポレダの146キロ直球に食らいつき、ボテボテの当たりだったことが幸いしてプロ初打点をマークした。そして、これが勝利打点となった。

 「何とかしたい気持ちだけでした」

 本業でも8回まで被安打2の2失点。前田健、黒田に並ぶ6勝目だ。「まだまだ。1試合1試合、しっかり投げるだけです」

 初回にシアーホルツの2ランで先制点をもらったが、その裏、先頭の長野に中越えに三塁打されて2番立岡に左犠飛。わずか6球で1点を返された。3回にも坂本に中犠飛で同点…。それでも4回以降の5イニングを無安打で、今季最長の8回までマウンドを守った。

 交流戦が開けた日程や雨天中止などの影響もあり、6月14日ソフトバンク戦(ヤフオクドーム)以来の1軍登板。それでも最速147キロの直球にカーブで緩急を付け、フォークボールを勝負球にした。前日のドラフト2位ルーキー、薮田の快投も刺激になった。「投球は見ていました。刺激になるというか、自分も負けていられないという気持ちがある」。広島の新人投手がプロ初登板初先発で巨人戦勝利投手になるのは、2011年の自身以来のことだった。

 連勝で巨人に勝ち越した緒方監督は、「昨日の大勝後に、こういう接戦をものにできたのは大きいよ。まだ借金が残っているから、広島に帰ってまたしっかりやっていくだけです」。3日からは本拠地マツダスタジアムに首位ヤクルトを迎え撃つ。一気の借金返済、そして首位獲り…も見えてきた。

 ≪チーム5年ぶり≫福井(広)が今季最長の8回を投げ、2失点で6勝目。同点の5回1死一、三塁からは内野ゴロでプロ初打点を挙げて勝ち越し。広島の投手による勝利打点は、13年9月15日巨人戦の前田健以来。投手のプロ初打点が勝利打点となったのは、10年8月10日阪神戦の篠田以来、チーム5年ぶり。

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