キヨシ監督大興奮!「すごい!ナイスゲーム!」横高コンビで劇勝

[ 2015年7月3日 22:02 ]

<D・神)>サヨナラ打の石川(左から2人目)を祝福する中畑監督(右)

セ・リーグ DeNA4―3阪神

(7月3日 横浜)
 地元・横浜高校出身の先輩、後輩コンビが球児の季節到来を前に雨の横浜で輝いた。

 DeNAは阪神先発メッセンジャーのMAX152キロの速球と落差のあるフォークボールに手こずり、7回まで無得点。0―3で迎えた8回に敵失絡みでようやく1点を返したが、9回のマウンドには阪神の守護神・呉が上がり、万事休したと思われた。

 だが、ここからが今年のDeNAは違った。先頭・バルディリスが中前打で出塁すると、次打者の代打・後藤が右翼スタンドに劇的な同点2ラン。そして安打と送りバントで1死二塁としてから石川が右中間を真っ二つに割るサヨナラ二塁打を放って試合を決めた。

 まずは先輩の後藤が「最近ずっと打てなくて苦しかったが、必死にバルさんがつないでくれてようやく輝けた」と声を弾ませれば、後輩の石川は「きょうはなんか打てそうな気がしていた。打てて良かったです」とそれまでの4打席で4打数無安打2三振だったことも忘れて?会心の笑み。「打った瞬間、抜けたと思ったのでガッツポーズしちゃいました」と笑いを誘った。

 劇的な今季3度目のサヨナラ勝ちで再び借金2と盛り返した中畑監督は「いやぁー来たね!やっとね!やっとうちのゲームがよみがえる試合ができたね!すごい!ナイスゲーム!」と大興奮だった。

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