米リトルリーグ 黄色の試合球認めず 視力障害選手への配慮なし

[ 2015年7月3日 17:28 ]

グラウンド上のメジャーリーグ公式球 (AP)

 米リトルリーグは先天的に視力に疾患を持つ13歳の少年が特例として見やすいように黄色のボールを試合で使用したいという申し出を却下した。米メディアが2日に報じた。

 この少年は視覚に障害が現れるアルビノ(先天性白皮症)を患っており、地元の試合では「投球をしっかり認識できる」と打席の時だけ特例として黄色のボールを使用していたという。

 しかし、先週の全米トーナメントに参加した際、リトルリーグはその特例措置を認めずに少年は通常の白いボールでのプレーを余儀なくされ、チームは敗退した。メディアは現在、この決断についてリトルリーグにコメントを求めているという。

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2015年7月3日のニュース