日本ハム 逃げ切り3連勝!有原4勝目 楽天はドロ沼7連敗

[ 2015年7月3日 21:00 ]

<楽・日>2回1死満塁のピンチで三好を三ゴロ併殺に斬って気合いの雄叫びを上げる有原

パ・リーグ 日本ハム5―4楽天

(7月3日 東京D)
 日本ハムの有原が、プロ最長の8回1/3を投げ7安打4失点で、6月9日以来の4勝目(3敗)をマーク。増井が20セーブ目。日本ハムは3連勝で貯金を11とした。年に1度の東京ドーム主催試合だった楽天は、9回に1点差まで迫ったが、昨年10月以来の7連敗。借金も5に膨らんだ。

 打線も有原を援護。4回先頭の中島卓が左前打で出塁、2死から矢野、岡が連続死球を選んで2死満塁とし、レアードが右翼へ2試合連続となる14号満塁弾を叩き込んだ。さらに、石川慎も四球となったところで楽天は辛島から戸村に投手交代。だが、石川慎は暴投で二進し、市川の左前適時打で1点を加え、5―0と突き放した。

 楽天は2回の無死満塁、3回の2死一、三塁など好機を作りながら無得点。5点をリードされた5回に小関、聖沢の連打で1死一、三塁とし、聖沢が二盗を試みた時、捕手・市川の悪送球で1点。さらに牧田の遊ゴロ間にもう1点を返した。さらに、9回には代打・松井稼の8号2ランで1点差まで迫り、有原をマウンドから引きずり下ろす意地を見せたが、及ばなかった。

 先発の辛島は3回2/3を投げ3安打5失点で3敗(3勝)目。

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