巨人新OB会長に柴田勲氏が就任「王さんからご指名を受けた」

[ 2014年12月8日 05:30 ]

王前会長(中央)、白石オーナー(右)と談笑する柴田新会長

 巨人のOB会総会が7日、都内のホテルで行われ、王貞治OB会長(ソフトバンク球団会長=74)が退任し、柴田勲OB副会長(70)の会長就任が決まった。新副会長は今後、幹事会を開いて決定される。

 柴田新会長は「王さんからご指名を受けた。そうそうたる会長の後を引き受けるので大変だとは思うが、現場を応援していきたい」と意気込みを語った。その上で「ファンもOBも強い巨人軍を望んでいる。監督、コーチ、選手が力を合わせて、日本で一番強い巨人、日本一になってもらいたい」と要望。来季はV9(65~73年)以来となるリーグ4連覇とともに、日本一奪回を求めた。原監督も総会の中で「チームを解体して新しく生まれ変わるジャイアンツとしてスタートしていきたい」とあいさつした。

 総会には張本勲氏、吉村禎章氏、槙原寛己氏(ともにスポニチ本紙評論家)ら、OB102人が参加。6年間務めたOB会長を退任した王氏は「(会長は)歴史を継承できる人でないと。僕は楽をさせてもらいます」と話した。

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