楽天・星野SA “闘将講座”で人間教育徹底へ 高卒若手が対象

[ 2014年12月8日 05:30 ]

楽天の星野SA

 若い選手に人間力を――。楽天の星野仙一シニアアドバイザー(SA=67)が若手への社会教育徹底を提唱していることが7日、分かった。高卒の若手選手を対象にカリキュラムを組み、社会常識や道徳など座学で人間教育を徹底。プロ野球人としての成長を技術向上へつなげる考えだ。

 「うちは特に高卒の選手が多い。野球以外のことをしっかり学ばないといかん。カリキュラムを組んでやらんと」。星野SAはユニホームを脱ぐ前から提唱してきた人間教育の重要性をあらためて強調した。「大学生(や社会人)は遊んだり(いろんな経験)してくるからええんや」。高校野球は教育の一環ではあるが、社会勉強の部分はプロ入り後。そのプロで野球漬けになるとどうしても社会勉強が不足する。

 星野SAの考えの根底には、自身の体験に基づく「人間力」がある。明大時代、あの島岡御大(元監督)に野球以上に人間力を鍛えられた。礼儀や上下関係、人としての成長がプロで大きな支えとなった。もう35年以上前の体験だが、人間力の向上=野球技術の向上という図式は今も少しも変わらない。特に高校を卒業してから3、4年目までが人間力を向上させる大事な時期。野球がうまくなるのは、グラウンドだけではないのだ。

 星野SAは「俺も時間があるから」とも付け加えた。もし星野SA自身による「闘将講座」となれば、これ以上の社会勉強の場はない。チームは3年連続でドラフト1位に高卒投手を指名。その森、松井裕、安楽の3投手を中心に今後は若返りが急速に進む。人間力の向上が若いチームを大きく成長させていく。

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