楽天のルーキー浜谷は現状維持、相原は80万円増でサイン

[ 2014年12月4日 12:08 ]

仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を終えた楽天の浜矢

 楽天は4日、仙台市内の球団事務所で契約更改交渉を行い、昨年のドラフト3位で入団した浜矢広大投手(21)は現状維持の1000万円でサインした。

 プロ1年目の今季は9月28日の西武戦で先発して5回0/3を2失点の好投を見せ、プロ初登板で初勝利を挙げた。

 それでも春先に右脇腹痛で出遅れて新人9人中、8人目の1軍デビューとなるなど、1軍登板は1試合に終わったこともあり「自分はまだ、1年間先発できる体力ができていない」と納得の表情。「オフには体力を強化したい」と意気込んだ。

 また、同じく新人で、ドラフト7位で入団したの相原和友投手(25)は、80万円増の800万円でサイン。

 今季は主に中継ぎで17試合に登板し、防御率2・79の成績を残した。「1軍での経験は自信になった」と話した。地元宮城出身で、本拠地・コボスタ宮城でのデビュー戦は4月29日のロッテ戦。先発の美馬が下腹部に打球が直撃し初回で降板した後、2回から登板するという“緊急登板”だったが、3回を無失点に抑えた。「コボスタで初めて投げた時のすごい声援を覚えている。見る側から見られる側になった変な感じがした」と語った。

 オフは、東北福祉大の大先輩、斎藤隆らと合同自主トレを行う予定。更なる飛躍を誓っていた。(金額は推定)

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