阪神・西田 走りを変える!北京五輪銅の朝原氏に弟子入り志願

[ 2014年12月4日 08:47 ]

<阪神自主トレ>笑顔で体を動かす西田

 阪神・西田直斗内野手(21)が08年北京五輪男子4×100メートルリレーの銅メダリスト・朝原宣治氏(42)に弟子入りを志願していることが3日、分かった。

 「朝原さんに走り方を教えて頂きたいので、見てもらえないかお願いをさせてもらいました」

 朝原氏は阪神球団から要請を受けて、9月16日に鳴尾浜球場を訪問し、若虎たちに実技指導を行った。室内での講義も含めて約2時間、みっちりと“コツ”を伝授し「陸上と野球では走り方は違う。ただ共通した部分はあるので、それをお伝えしました。体重移動とか。(指導して)選手が1軍で活躍してほしい。また来たい」と笑顔で球場を後にしていた。

 しかし、西田はその際、故障を抱えていてフルメニュー参加できなかったため、今回“補習”をお願いしたというわけだ。小中学生や社会人相手に陸上教室を開くなど、多忙な同氏とのスケジュールが合えば、鳴尾浜での強化練習終了後に指導をしてもらう。

 3年目が終わった若虎が、世界を経験したトップアスリートに指導をお願いするには相当な勇気が必要となりそうだが、強烈な“コンプレックス”が西田の心を突き動かした。

 「高校までは、足は普通だと思っていた。でも、プロに入って自分の足が遅いと気付いて…。すぐに速くなるかは分からないですが、内野安打も増やしたいですし、守備範囲にもつながる。走り方を見てもらえるなら、しっかり吸収して何かきっかけをつかみたい」

 言葉に熱が帯びるのも当然だろう。正遊撃手の鳥谷のメジャー移籍が濃厚となっている中で、一軍定着、いやレギュラー奪取のチャンスがやってくるかもしれない。元々、打撃には定評があるだけに、課題は守備と走塁。“朝原塾”で走力に磨きをかけることができれば、走守のスキルアップにつながる。

 「来年やらないと終わりぐらいの気持ち。走塁も成長したところをアピールしたい」

 野球人生の分岐点に立つ背番号33が「走れる男」として生まれ変わる。

 【主なプロ野球選手の陸上トレ】

 ▽巨人・清原 05年1月に陸上短距離界の第一人者・高野進氏が、古武術にヒントを得た「なんば走り」と呼ばれる、すり足気味の走法を伝授。

 ▽オリックス・T―岡田 11年1月の自主トレで陸上200メートルハードルのアジア記録保持者・秋本真吾を特別講師として招く。「足への負担を減らすためにも勉強になった」

 ▽ソフトバンク・内川 13年12月に陸上女子短距離で北京、ロンドン五輪代表の福島千里と合同トレーニング。

 ▽阪神・福留 14年1月、米ハワイでの自主トレで、ロンドン五輪陸上400メートルリレー5位入賞した飯塚翔太らとともに汗を流す。「走る専門の人もいるし、いろんな話をしていて勉強というか面白い」

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