侍ジャパンで学生と社会人が交流!ホンダ多幡「何か感じて」

[ 2014年12月4日 17:34 ]

大学日本代表候補合宿で慶大・横尾のスイングを見つめるHonda・多幡(写真左)

 来夏に開催されるユニバーシアードとアジア選手権の野球日本代表選考合宿が11月28日から12月1日まで愛媛・松山で行われた。今回は各地から選抜された大学生選手に、社会人の日本代表経験者が初めて加わり、助言や練習をサポートする試みがとられた。

 昨年から全世代を侍ジャパンに統一したことで、学生と社会人の垣根を越えた交流が生まれたといえる。大学代表の善波達也監督(明大)は「社会人選手の姿を間近で見ることで大学生も勉強になる部分は多いと思う。今回の試みは間違いなく侍ジャパンとして統一された効果」と話す。

 星稜(石川)─立大と進み、今夏アジア大会日本代表で主将を務めるなど6度代表入りを経験しているHonda・多幡雄一内野手(32)も社会人メンバーの一人として帯同。大学生に熱心に指導する姿が見られた。

 「自分が大学生だったころを思い出した。学びたい、何でも吸収してやろうという姿勢を感じる。僕が何か話していると、そばで聞き耳を立てているのがよくわかりますね。代表はチャレンジの場。新しい自分を見つけられる場所だと思う。今回はなかなか話しかけられずに遠くから練習を見ている選手もいたが、次の機会にはちゃんと聞いてみようとか、何か感じてほしい」と次世代を担う若き侍候補に期待を寄せる。

 直接アドバイスを受けた慶大の横尾俊建主将(3年)は「トップの作り方を教えてもらった。なんでも吸収しようという気持ちで臨んでいたので、すごく勉強になりました」。普段はほとんど機会がない現役の社会人選手から大きな刺激を受けている。

 一方、多幡自身にとっても収穫の多い合宿だ。強豪大学を率いる監督が首脳陣を固めており「めったに会えない学生の指導者の方々と話すことができたり、選手との向き合い方も勉強になる。そういう意味でも垣根を越える意味はすごくある」。社会人10年目のベテランとあって、よりチーム内を見渡すためのスキルアップの場ともなったようだ。「一緒に練習することで、社会人日本代表がアマチュア選手にとっての目標になってくれれば」と多幡。世代間交流が、2017年WBCでの世界一を目指す侍ジャパンの原動力となる。

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