同点かと思いきや…阪神、最後は西岡の守備妨害で終戦

[ 2014年10月30日 22:52 ]

<ソ・神>9回1死満塁、西岡は守備妨害をとられ試合終了

日本シリーズ第5戦 阪神0―1ソフトバンク

(10月30日 ヤフオクD)
 同点かと思われたが一転ゲームセット。指揮官の猛抗議も実らず、阪神の日本一への戦いが終わった。

 1点を追う9回だった。ソフトバンクの守護神・サファテの3四球で生まれた1死満塁の絶好の同点機で西岡が一塁へのゴロ。三塁走者の上本が本塁憤死となるも、併殺を狙った捕手・細川からの送球を一塁の明石がそらした。土壇場で同点になったかと思われたものの、西岡がファウルラインの内側を走って送球を邪魔したとみなされ守備妨害の判定。一瞬のうちに夢がしぼんだ、

 和田監督が鬼の形相で抗議に向かったが、それでも判定が覆ることはなかった。試合後、敵地に駆け付けたスタンドのファンに深々と頭を下げた和田監督は、最後は日本一で花道を飾った秋山監督のもとに駆け寄り握手。ともに戦った敵将と健闘をたたえ合った姿は悔しさの中にも潔さが漂っていた。

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