25歳左腕バムガーナー仁王立ち!2勝1SでMVP、冷静に喜び

[ 2014年10月30日 13:33 ]

<ワールドシリーズ第7戦 ジャイアンツ・ロイヤルズ>MVPに輝き声援に応えるジャイアンツ・バムガーナー(AP)

ワールドシリーズ第7戦 ジャイアンツ3―2ロイヤルズ

(10月29日 カンザスシティー)
 大一番でトリを務めたのはジャイアンツの大黒柱バムガーナーだった。5回から5イニングを無失点でセーブを挙げ、今シリーズ2勝1S、ロイヤルズ打線を21イニング1失点に封じ込んで文句なしのMVP。リーグ優勝決定戦でもMVPの左腕は見事に“2冠”を勝ち取った。

 トロフィーを受け取ったバムガーナーは「少し疲れたが凄いこと。このような機会を与えられてうれしい」と喜びをかみしめた。最終回2死から味方の拙守もあり走者を三塁に置いたが、冷静に最後の打者を三邪飛に打ち取った。

 ボウチー監督も「(バムガーナーから)大丈夫と言われていた。素晴らしい活躍」と絶賛。25歳で3個目の世界一リングを手にした。今後どこまで活躍を見せるか、大きな期待を抱かせる抜群の安定感だった。

 ◆マディソン・バムガーナー 1989年8月1日、ノースカロライナ州生まれの25歳。07年ドラフト1巡目でジャイアンツに入団。09年9月にメジャーデビューし、10年シーズンの後半戦から先発ローテーションに定着した。1メートル96、102キロ。左投げ右打ち。

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