秋山監督 星野、落合監督もできなかった“日本一花道”なるか?

[ 2014年10月30日 07:08 ]

<ソ・神>10回、サヨナラ弾の中村と抱き合う秋山監督

日本シリーズ第4戦 ソフトバンク5―2阪神

(10月29日 ヤフオクD)
 リーグ優勝を果たしながら、退任した監督は決して珍しくない。最近でも、2003年に阪神を18年ぶりのリーグ優勝に導いた星野仙一前楽天監督や、中日の落合博満元監督らが挙がる。

 秋山監督と同様、レギュラーシーズンとポストシーズンの間に辞意が明らかになったのは星野監督。健康上の不安から退任の意向を固めていることが明るみに出た。11年の落合監督は、レギュラーシーズン中の9月に球団が発表。契約は10月末までだったため、CS、日本シリーズは、その都度契約を結ぶ形がとられた。

 07年、リーグ連覇を達成した日本ハムのトレイ・ヒルマン元監督の退任表明も、シーズン途中。理由は子供の教育問題だったが、日本シリーズ直前にロイヤルズの監督就任へ向け一時帰国するなど、論議を呼んだ。

 退任発表時期や理由はさまざまだが、星野、ヒルマン、落合元監督ともその後の日本シリーズで敗退。ソフトバンクが日本一になれば、秋山監督は「最後の花道」を飾った稀有(けう)な例となる。

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2014年10月30日のニュース