第5戦は「不言実行」摂津VS「平常心」メッセ

[ 2014年10月30日 05:30 ]

<ソ・神>笑顔でアップする摂津

日本シリーズ第5戦 ソフトバンク―阪神

(10月30日 ヤフオクD)
 優勝がかかる大一番の先発を任されたソフトバンクの摂津は「不言実行」を貫いた。試合前は短い距離のダッシュやキャッチボールで調整。報道陣の問いかけには「秘密です」を繰り返し、ベンチへ引き揚げた。17日の日本ハムとのCSファイナルS第3戦では3本塁打を浴びて2回7失点で降板。リーグ戦終盤の9月17日のオリックス戦(京セラドーム)に7失点、24日の楽天戦(ヤフオクドーム)は6失点。3試合連続で大量失点だけに、雪辱を期したマウンドになる。

 追い込まれた阪神の命運は、先発メッセンジャーの双肩にかかっている。この日はキャッチボール、短距離ダッシュなどで最終調整。7回2失点で勝利投手となった第1戦から中4日でのマウンドにも「どの試合でも重要なのは変わらない。自分の仕事をすることだけを心掛けたい」と平常心を強調した。最多勝、最多奪三振のリーグ2冠の意地にかけて、優勝を阻止する。

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