Wシリーズ第7戦、MLBが勝利投手を変更する事態に

[ 2014年10月30日 19:05 ]

ワールドシリーズ第7戦 ジャイアンツ3―2ロイヤルズ

(10月29日 カンザスシティー)
 米大リーグ、ジャイアンツがロイヤルズを下して優勝した29日のワールドシリーズ第7戦で、大リーグ機構(MLB)が勝ち投手を変更する事態が起こった。

 試合終了直後には、3―2の5回から3番手で登板して5回を無失点と好投したバムガーナーが勝利投手として発表された。しかし、1時間ほどたってから2―2の2回途中に登板して2回1/3を0点に抑える間に打線が勝ち越した2番手アフェルトに変更され、バムガーナーにはセーブがついた。AP通信によると、大リーグの記録を取り扱う専門会社と話し合った結果だという。

 日本野球機構(NPB)記録部の荒井隆人部長は「NPBでもバムガーナーはセーブにする。日本では昔は投球回数が多い投手に勝ちを与えていたが、2005年から運用を変え、あくまで勝ち越し時に投げた投手にするように解釈を変えた」と話し、変更は妥当だったとの見解を示した。(共同)

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2014年10月30日のニュース