浦和学院 2年ぶりV!2戦連続猛打10点、5年間で4度目V

[ 2014年10月30日 05:30 ]

関東大会決勝・優勝し、応援団の前で整列する浦和学院ナイン

秋季高校野球関東大会決勝  浦和学院10─1木更津総合 

(10月29日 千葉県野球場)
 秋季高校野球関東大会決勝が29日、千葉県の千葉県野球場で行われ、浦和学院(埼玉1位)が木更津総合(千葉1位)を10―1で下し、2年ぶり5度目の優勝を飾った。浦和学院は11月14日に開幕する明治神宮大会(神宮)に出場する。

 この5年で4度目の優勝を飾った浦和学院ナインは森士(おさむ)監督を3度胴上げすると、満面に笑みをこぼした。準決勝、決勝はともに10得点。指揮官は「どんなゲームでも集中力を切らさないでやってくれた」と目を細めた。

 0―0の3回1死満塁から4番・山崎滉が走者一掃の左翼線適時二塁打。この回一挙6点の口火を切った。前夜に体調を崩して点滴を打ちながら結果を出した主砲は「良いところで打てて良かった」と笑顔。6回には諏訪が今大会チーム3本目となる右越え2ランを放つなど、自慢の強力打線が爆発した。

 3年生全員が夏の大会後も一緒に練習するのが伝統で、昨年のセンバツ優勝投手、小島もシート打撃で胸を貸していたという。津田主将は「実戦形式で投げてくれた。3年生には感謝したい」とスタンドの先輩たちに来春への飛躍を約束した。

続きを表示

2014年10月30日のニュース