青木の地元、日向市民は拍手「よくやった」母香澄さんも涙

[ 2014年10月30日 16:58 ]

 米大リーグ、ロイヤルズに所属する青木宣親選手の出身地、宮崎県日向市では30日、朝から市民ら約100人が応援会場で熱い声援を送った。惜しくも敗れ、ワールドシリーズ制覇を逃したが「よくやった」と惜しみない拍手が送られた。

 ロイヤルズは2回に先制されたが、すぐに追いつき、2死一、二塁の好機の打席には青木選手。「頑張れ」「打て」などと声援が会場に響き渡ったが凡退し、大きなため息が漏れた。

 試合の行方を祈るように見守った母香澄さん(63)は「体調が悪いと言っていたが、よく頑張った。貴重な経験になったと思う」と涙を流し、祖父の米田藤義さん(91)は「十分よくやった。次の目標に向かって進んでほしい」と笑みを見せた。

 小学2年の時の担任教諭だった二見順雄さん(74)は「ワールドシリーズで活躍する姿に、地元の子どもたちは夢をもらった」と誇らしげに話した。

続きを表示

2014年10月30日のニュース