巨人ドラ4・田中は「歯磨き王子」だ!両親が歯科技工士

[ 2014年10月30日 09:00 ]

歯磨きのポーズを取る国学院大の田中

 ピッチャーは歯が命!巨人からドラフト4位指名された国学院大の田中大輝投手(22)が、横浜市内の同大野球部合宿所で山下哲治スカウト部長らから指名あいさつを受けた。常に歯ブラシを持ち歩き、1日3度、5分間の歯磨きを欠かさない左腕は「チームの柱になれるような完投型の投手を目指したい」と真っ白な歯を輝かせた。

 両親は歯科技工士で、幼少期から「軽く、細かく、縦に動かすのが良い」と歯磨きの仕方を厳しく指導されてきたという。それが功を奏したのか、歯並びは抜群。歯のかみ合わせは集中力や強い力を発揮する上でも重要とされ「きれいな歯並びはアスリートには必要」とはにかんだ。

 スリークオーターから投げ込む最速144キロの直球に加え、鋭いスライダー、カーブが武器。ドラフト指名後、同大の先輩で同じ左腕の高木京から「おめでとう。厳しい世界だけど一緒に頑張ろう」と激励された。高木京は1年目の12年、29試合連続無失点というセ・リーグ新人記録を樹立。俳優・田中圭似の「歯磨き王子」は「身近な先輩に続けるように頑張りたい」と活躍を誓った。

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2014年10月30日のニュース